日本語教員試験 合格者座談会【マレーシア】

【マレーシア在住者対談】仕事・子育て・海外生活の中で国家資格に挑戦。日本語教員試験に合格した3人が語る「海外だからこそ見えた可能性」

【マレーシア在住者対談】仕事・子育て・海外生活の中で国家資格に挑戦。日本語教員試験に合格した3人が語る「海外だからこそ見えた可能性」

 

―合格者の生の声を聞く
近年、日本語教師の資格が国家資格化され、日本国内だけでなく海外でも注目を集めています。
今回はLSEアカデミーでオンライン受講をし、2025年度の国家試験(日本語教員試験)に合格したマレーシア在住の岡本さん、三浦さん、小野藤さんにお話を伺いました。
仕事・子育て・海外生活と忙しい日々を送りながら、どのように勉強を続け合格を勝ち取ったのでしょうか。そして今、資格取得によって何が変わったのでしょうか。

 

今回の座談会は、マレーシア・クアラルンプールの「Four Points by Sheraton Kuala Lumpur, Chinatown」内にあるレストラン「Lady Yi’s Tea House」で行いました。
洗練された落ち着きのある空間の中、アフタヌーンティーを楽しみながら終始和やかな雰囲気でお話を伺うことができました。リラックスした環境の中で、それぞれの受験のきっかけや学習の工夫、合格後の思いなど貴重なお話をたくさん聞くことができました。

 

―参加者のご紹介

三浦さん:
駐在生活の中で生まれた「もう1年」という時間。その期間を自分自身の成長のために使おうと決意し、新たな挑戦をスタートされました。忙しい日々の中でも着実に努力を重ねた三浦さん。その行動力の原動力は何だったのでしょうか。

小野藤さん:
国家資格化される前から長年オンラインで日本語教師として活躍されてきた小野藤さん。

豊富な指導経験を持ちながらも現状に満足することなく、さらなる専門性を求めて国家試験に挑戦。仕事や子育てと両立しながら学び続けた、その向上心と挑戦への思いに迫ります。

岡本さん:
長年の海外生活を通じて、日本と海外をつなぐ仕事に関心を持っていた岡本さん。ある身近な出来事をきっかけに日本語教育の世界へ興味を持ち、新たな一歩を踏み出されました。資格取得の先に見据える未来についてお話を伺いました。

―駐在中に国家試験に挑戦しようと思った理由は何ですか?
三浦さん:
帰国が決まった友人が多い中、私だけマレーシアにもう1年残ることになりました。
「この時間を何もしないまま過ごすのはもったいない」そう思ったのがきっかけです。
高校生の頃から日本語教育には興味がありましたが、なかなか学ぶ機会がありませんでした。今なら挑戦できると思い、受験を決意しました。

小野藤さん:
私は元々オンラインで韓国人学習者に日本語を教えていました。
多くのレッスンをこなしていましたが、文法について質問された時に答えられないことがあり、「これではいけない」と悔しさを感じたんです。
経験だけではなく理論もしっかり学びたいと思い、国家試験を目指すことにしました。

岡本さん:
私は国際結婚をしていて、自分の子どもや子どもの友人に日本語を教えていた経験があります。
でも、教え方が分からないため、なかなか上達させることができませんでした。それ以来日本語教育に興味をもつようになりました。

 

―LSEアカデミーでの受講を決めたきっかけは何ですか?

三浦さん:
LSEアカデミーの無料セミナーはとても面白く、鈴木先生の説明を聞いて試験範囲を漏れなく体系的に学べると思ったので、こちらで学ぶことを決めました。

小野藤さん:
子育てと仕事をしながら学ぶため、オンライン受講は必須条件でした。
無料セミナーでは国家試験の仕組みや学習方法を丁寧に説明していただき、不安が一気に解消されました。翌日には受講を決めていました。

岡本さん:
インターネットで偶然見つけた無料セミナーに参加したことが、挑戦のきっかけでした。
もともとは子どもへの日本語教育に関心を持っていましたが、鈴木先生から「日本に住むことを決めた外国人の方々を支える仕事」という日本語教育の社会的な役割について伺い、大きな魅力を感じました。さらに、日本語教師資格が国家資格化されたことで将来性の高い専門職へと発展していくことを知り、「趣味としてではなく、仕事として取り組める資格を取得したい」と考えるようになりました。

 

 

―「仕事・子育て・海外生活」と「勉強」との両立はどうされましたか?

小野藤さん:
子育てと仕事をしながら学ぶため、オンライン受講は必須条件でした。
仕事や子育てがあったため、「授業動画を見るのは1回だけ」と決め、集中して毎回の授業に取り組むようにしました。試験直前は仕事も減らし、学習時間を確保しました。

三浦さん:
毎日勉強時間を決めてその時間は必ず机に向かうというルールを作りました。
理解することが簡単ではない単元では、授業動画を何回も視聴してしっかりと理解するよう心がけました。

岡本さん:
フルタイム勤務なので、仕事が終わってから毎日少しずつ授業動画を見続けました。
過去に海外の大学で苦戦しながらもがむしゃらに勉強をした時期があり、その時の勉強習慣が役立ったような気がします。

 

―試験勉強の中で、海外生活の経験が有利に働いたと感じたことはありましたか?

三浦さん:
異文化理解や異文化コミュニケーションの内容は、自分の経験と重なることが多かったです。
理論を学ぶことで、「そういうことだったのか」と納得できる場面がたくさんありましたし、頭にすっと入ってきて、理解は早かったです。

小野藤さん:
バイリンガル教育に関する内容は、自分の子どもの成長と重なる部分が多く、とても興味深かったです。学んだ理論が実生活とつながる感覚がありました。

 

 

―合格して変わったことはありますか?

岡本さん:
合格を知ったときは本当にうれしかったです。
同時に、「これからどう活かしていくか」という新しいスタート地点に立った感覚があります。
自分の人生の選択肢が増えてとてもワクワクしています。

三浦さん:
人生で初めて胸を張って取得したと言える資格になりました。
現在は実践研修も修了し、今後どのような形で日本語教育に関わるかを考えています。

小野藤さん:
オンラインレッスンで学習者から質問された時、自信を持って答えられるようになりました。
実は私は他にも3つ国家資格を持っていますが、海外にいながらオンラインでできる仕事はこの日本語教師の資格だけ。海外に駐在しながらも自分のやりたい仕事をできることに喜びを感じています。

 

―国家試験の受験を考えている方へのメッセージをお願いします

小野藤さん:
日本語教師はオンラインでも活躍できる仕事です。
海外に住み続ける可能性がある人にとって、大きな武器になると思います。

三浦さん:
実践研修でお世話になった先生から、「日本語教師はこれからプラチナチケットになる」
と言われました。日本語教師の資格を持っていることが非常に重宝される時代になると。ですので将来日本や海外で働く可能性がある方にとって取得して損のない、むしろ得しかない資格だと思います。

岡本さん:
私はもう30年以上海外に住んでいるのですが、長く海外にいると、日本と海外をつなぐ仕事がしたいと思うようになるんですね。日本語教師はその橋渡しができる仕事の一つだと心から感じています。
日本の国家資格を取得したことがきっかけとなり、今後様々な形で海外の人に恩返しができたらいいなと思っています。

 

 

―海外にいる今だからこそ、未来への投資を

「いつか挑戦したい」
そう思いながら時間だけが過ぎてしまうことは少なくありません。
今回お話を伺った方々は、仕事・子育て・海外生活という忙しい環境の中でも一歩を踏み出し、国家資格を取得されました。
日本語教師は、日本でも、海外でも、これからの時代に求められる専門職の一つです。もし少しでも興味があるなら、まずはLSEアカデミーの無料セミナーで情報収集から始めてみてはいかがでしょうか。

 

 


Copyright(C) LSEアカデミー. All Rights Reserved.